oh baby

一ヶ月ぶりに飼い猫のもきちを動物病院に連れてゆく。 一定量の餌を口にするようになった頃、担当医が、病院でのもきちのあまりの暴れぶりからそれは看過できないストレスに感じられるし、試しにひと月ほど間を明けてから血液検査をしてみてはどうか? と提案してくれたのだったが、だからといって今日通院するつもりはなく、本当は鍼灸院に行くつもりだったのだ。 ところがその準備をしている時、トイレに立つもきちの足取りが一瞬ふらついたように見えたので行先を変更。 担当医は休みだったため、初めての獣医に採血と皮下点滴を施してもらう。 ふらつきから予想した貧血は起こっていなかったが、腎不全にまつわる数値はどれも悪化していた。 それは予想していたことなのだけれども、問題はその程度で、やはりまたしばらくは頻繁に通院しなくてはいけなくなった。 それにしても、もきちは今日も暴れた。嫌なのだろうなあ、と思ってもきちを見ていると凝っていた肩がさらに凝った。今日は、本当は鍼灸院に行くつもりだったのに。 帰宅後、当然もきちはたいへん疲れただろうが、おれもずいぶん疲れてしまい、すこし眠る。 夜に目覚めると、もきちが横で寝ていた。 おれが起きたのに気が付くと、腹が減ったと伝えてきた(自身の鼻をおれの唇に付けてくる時は、餌の要求である)。

このところのもきち

春先に末期の腎不全と診断された飼い猫のもきちだが、半年余を経て、このところは機嫌よく過ごしている。 診断結果から夏を越せるかどうかと覚悟していたのだったが、最近は涼しくなり、明け方にはベッドにやってくる。 当初は連日通院し皮下点滴をおこなっていたが、最近は餌を一定量食べるようになったので、ラプロスという錠剤とカリナールコンボという粉末のサプリメントを与え通院を減らしている。 見ている限り、もきちには通院のストレスがいちばん堪えているように感じられたので、これで良かったと思う。 もうすぐ俺はひとつ歳を取る。それから冬がきたら一緒に眠ろう。 その後、年が明けたらお前は12歳になる。盛大に祝いたいところだが、いくら考えてもいつもの一日がきっとお前には良いだろうと思う。