愛しのもきち

上の写真は、今月の7日に、おれのベッドでくつろいでいたもきちである。

そんな愛猫のもきちだが、いまはすっかり元気がなく、リビングで昏くしている。今日、末期の腎不全であることがわかった。
その疑いは予てからあったのだけれども、おとといまでは機嫌よく過ごしていたのであった。

昨日、飼い主であるおれも具合を悪くし臥せっていたのだけれども、もきちもいつになくひとりで眠っていたことが意識の片隅にあり、今朝、彼が餌を嘔吐していた声で起床すると病院に急行した。
検査の結果は、おとといまで機嫌よくしていたことが不思議な数値を示していて、入院も打診してもらったが、もきちは極度の病院嫌いのため通院する旨を伝える。

元妻が飼っていたりゅうという名前の猫は10歳の時に腎不全で亡くなっていて、そうした経験から心づもりはしてきたつもりだったが、それでも心痛が果てしない。
おれは、すごくもきちが好きなのだ。彼は、とてもやさしくて、美しい猫だ。

元気のないもきちを見つめていると、滂沱しつつも、愛おしいから笑みもこぼれる。
どのくらいになるかはわからないが、そんな時間がこの後つづく。