もっと遊ぼうぜ

今日の昼過ぎにもきちが死んだ。

昨日、動物病院から帰り、しばらくしてから呼吸が苦しそうだった。
もきちにとって通院はたいへんなストレスなので、通院した日の夜は具合を悪そうにすることが多かった。ただ、それを鑑みても連れていくべきだと判断させるくらいにはこのところの調子は良くなかった。

午前11時半、かかりつけの獣医の在院を電話で確認し、タクシーを呼ぶ。
病院に着く直前、口を大きく開けてもきちの呼吸が止まった。慌てて病院に駆け込み心肺蘇生をしてもらったが、そのままもきちは死んでしまった。

疲れただろう。良く生きてくれた。良く遊んでくれた。
初めて会った時のことを良く覚えている。その時からおれはもきちが好きだった。
それから彼が死ぬまで、ずっと絶え間なくおれはもきちが好きだった。

そんな存在があった。
いまはそんな希望がある。それは簡単なことじゃないと思う。
それを実現させてくれるくらいにもきちは優しく美しかった。本当にありがとう。

でも、悲しいじゃないか。寂しいよ。
もっと遊ぼうぜ、なあ、もきち。