ひとつぶずつ

飼い猫の通院。いつもの皮下点滴と、血液検査。

はじめに病院を訪れた時、もきちは慢性腎不全からくる尿毒症の状態で、それはすぐに改善された。
その後、同じく慢性腎不全が原因で貧血と脱水の状態が残った。
脱水はほどなく治まったものの、貧血のせいで食欲不振が続く。
いっとき膀胱炎の症状も表れたが、それはすぐに対処できた。

おとといあたりから、食欲がやや戻っているように感じられた。
ところで、もきちは病院ではひどく暴れる。あまりじっくりと診察は受けられない。
そのため、かかりつけの若い男性の獣医から飼い主への問診が大事になるとアドバイスを受け、なるべく観察に努めた。

ある時、なぜかはよくわからないが、皿に入った餌はさほど口にしないのに、一粒ずつ床に置いて並べてやると比較的食べることを発見した。
今日の体重測定ではやや増加しており安堵する。獣医も喜んでくれたので、床に一粒ずつ並べるとなぜか口にすることを報告したが、一笑に付されてその話題は終わった。

血液検査の結果、貧血が改善していることがわかる。貧血の治療はやや日数がかかると言われていて、不安だったが効果はあったようだ。
帰宅後は、床に並べなくても皿の餌をもきちは食べた。できれば腎不全用の療養食を口にして欲しいが、いまはひとまず食欲の回復を良い印象にしておきたい。腎不全用の療養食はあまり美味しくないらしい。

通院の頻度を少し減らせそうだ。金欠のため家賃の支払いの頻度も減りそうだが、それはさほどの問題ではない。